Source of Cover Photo: Franco Tucci
乗馬を始め、そろそろ自分のための乗馬用品を揃えようとしたとき おそらく最もお金がかかるのが ブーツなのではないでしょうか。
普段の練習用には お金をかけずに 合皮のショートブーツとチャップス… という選択をする場合も多いと思いますが、試合に出るようになると 長靴(ちょうか)も必要になります。
今回は、世界のトップライダーたちに愛用されている 乗馬用ブーツの有名ブランドをご紹介します!
フランコ・ツッチ(Franco Tucci)
2006年 イタリアのサン・サルバトーレ城の麓を拠点に、ブーツ職人・Franco Tucci(フランコ・ツッチ)によって設立。
Tucciは、2012年のオリンピックで金メダルを獲得したスコット・ブラッシュ選手を始め、多くのトップライダーたちが愛用しています。まさに、ブーツのラグジュアリーブランド。
source: Franco Tucci
このTucciの乗馬用ブーツ、$200以上で海外でも送料無料となるオーストラリアの馬具屋さん Kentaur Australiaでも今年から取り扱いが始まりました!
2022年1月現在は5種類のブーツを取り扱っており、$995(日本円で8万円台)から購入できます。
サイズチャートも参考に、憧れのTucciを是非この機会にお手元(お足元?)にお迎えしてみてください☆
エゴ7(Ego7)
Tucci には手が届かない… と感じる方のため?には、2015年から発売されている こちらのEgo7 シリーズ。
実は、上記のFranco Tucciによって設計、監修、保証されたライディングブーツです。
色は黒のみですが、ヨーロッパの馬具店などでは取り扱いが多く 人気アイテムなようです。
source: EGO 7
パランティ (Parlanti)
同じくイタリア、30年の歴史を持つローマのブランドです。
パランティを愛用するトップライダーは多く、ホームページで紹介されている アンバサダーの紹介ページ をみると 世界各国でパランティを履いているライダーがいるのがわかります。
source: Parlanti
セルジオ・グラッソ(Sergio Grasso)
1979年からブーツを作り続けるイタリアの老舗ブランド、 セルジオ・グラッソ。
なんとなくスワロフスキーや異なる素材の革を活用した装飾デザインが印象に残りやすいですが、もちろん シンプルなデザインもたくさんあります。
国内ですと、cavalloさんから購入できます。
source: Sergio Grasso
普段履きできるおしゃれな乗馬ブーツ|ブランドまとめ
デニーロ (DeNiro Boots)
カザラーノという、ブーツの形をしたイタリアのヒールの部分にあたる場所に位置する街を拠点に1981年からブーツを作り続ける デニーロ・ブーツ。
2016 – The product of the Year in Holland でRaffaello boot がブーツ部門のベスト商品に選ばれています。cavalloさんから購入できます。
source: DeNiro Boots
ペトリ(Petrie)
これまでイタリアブランドの紹介が続いておりましたが、こちらはオランダのブランド、ペトリ。
創業1857年と歴史のあるブーツメーカーで、ドレッサージュライダーたちが履いているイメージが強いですね。
中でも エドワード・ガリさんがペトリを愛用しているのは有名で、普段はコニャック色がお好きだとか…
source: Petrie
☆EQULIBERTA ベーシックブーツケア☆
便利な乗馬ブーツのお手入れセット。
基本的なブーツの手入れ道具7つがブランドロゴ入りのマットな缶ケースに入っています。
ケースのお色はネイビーとゴールドの2色。
ブーツケア・ガイド(冊子)も入っているので、乗馬を始めたばかりの方へのプレゼントにもおすすめです。
Amazon, 楽天から
ケーニッヒ(Königs)
さて、こちらもかなり歴史のあるブランドです。王冠のロゴが特徴で、ドイツにて1850年創業のケーニッヒ。創業者のAnton Königsは、農家やフィールドワーカー向けにブーツを製造していたようですが、その品質が評価されドイツ軍のブーツや靴を手掛けるように…。現在は 最高品質の乗馬用ブーツのみを製造。ファーストクラスのブーツ、と言えそうです。
Source: Königs
ツシマブーツファクトリー
さて、最後は国内メーカーです!
オーダーブーツ専門なので既製品はありません。日本人の脚を熟知した職人さんによるクオリティ、安心感とおしゃれを同時に叶えてくれる ツシマブーツファクトリーさんで オーダーするライダーは多いようです。
是非、一度お試しを☆
Source: ツシマブーツファクトリー
おそらく最初は試合にも使えるブラックのブーツを購入すると思いますが、ヨーロッパのライダーたちを観察していると 特にドレッサージュをやる方は ブラウンやキャメル(コニャック?)を履いている方が多いように思います。